真英計測

自由落下装置


絶対重力計の自由落下装置は、真空中に設置されます。
この写真は、真空槽を開けた状態を撮影したものです。
真ん中の黄色く見える部分が落体で、受けの中に収まっています。
上部の円板上部には、落体を挟んで離脱させる落下装置があります。
落体に入った落体は、昇降台によって、120mm程上の落下装置まで
上昇し、ピエゾ素子の変位特性を利用して、落下装置内に固定されます。
その後、落下信号が入った時点で、ピエゾ素子の電荷が放電し、落体は
解放されて自由落下します。
この方法は、自由落下する際の衝撃音が非常に小さいので、サイレントドロップ
方式と名付けました。

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